医療と介護、連携強化 「退院調整」ルール策定へ 八幡浜
医療と介護の連携構築に向けた愛媛県八幡浜保健所の「第1回医療・介護連携会議」が16日、八幡浜市北浜1丁目の県八幡浜支局であった。医療機関や居宅介護支援事業所、市町などの職員約90人が出席し、要介護状態の入院患者が自宅などへ戻る際に病院からケアマネジャーに引き継ぐ「退院調整」のルール策定に取り組むことを確認した。
県八幡浜保健所が2015年に実施したケアマネジャー対象のアンケートでは、病院・診療所から退院調整の連絡がなかったケースが約2割あった。連携会議は、医療と介護の職員が相互の役割を理解し連携強化を図ろうと設立。16年度内に計3回開催し、八幡浜・大洲医療圏のルール策定を目指す。
初会合では、兵庫県明石健康福祉事務所の吉村信恵保健師が、先進事例として同県北播磨医療圏の取り組みを紹介。吉村保健師は「話し合いを繰り返し、互いの信頼関係や役割分担を確認することが大切。ルール運用後も半年ごとに状況を確認する必要がある」などと述べた。
医療と介護、連携強化 「退院調整」ルール策定へ 八幡浜
医療と介護の連携構築に向けた愛媛県八幡浜保健所の「第1回医療・介護連携会議」が16日、八幡浜市北浜1丁目の県八幡浜支局であった。医療機関や居宅介護支援事業所、市町などの職員約90人が出席し、要介護状態の入院患者が自宅などへ戻る際に病院からケアマネジャーに引き継ぐ「退院調整」のルール策定に取り組むことを確認した。
県八幡浜保健所が2015年に実施したケアマネジャー対象のアンケートでは、病院・診療所から退院調整の連絡がなかったケースが約2割あった。連携会議は、医療と介護の職員が相互の役割を理解し連携強化を図ろうと設立。16年度内に計3回開催し、八幡浜・大洲医療圏のルール策定を目指す。
初会合では、兵庫県明石健康福祉事務所の吉村信恵保健師が、先進事例として同県北播磨医療圏の取り組みを紹介。吉村保健師は「話し合いを繰り返し、互いの信頼関係や役割分担を確認することが大切。ルール運用後も半年ごとに状況を確認する必要がある」などと述べた。